2024年度第1回学習会を開催しました

 2024年7月19日(金)秋田市の秋田キャッスルホテルを本会場に県内全6会場をオンラインで結び開催し、組合員・役職員80名が参加しました。

 「一診一笑」をモットーにクリニックの院長を務める傍ら漫談家としてもご活躍中のすずきクリニック院長 鈴木裕之先生の講演「医者いらずの健康長寿法・クリニック漫談付」を行い、健康寿命を伸ばす取り組みと、笑いがもたらす効果について学びました。健康寿命の維持は医療費や介護費の削減にも結び付くことから、秋田県でも積極的に取り組みを推進しています。

開会挨拶 山野内雅志会長理事
講演 鈴木裕之先生

 鈴木先生は健康寿命の延伸のために「食事・運動・禁煙」の3つのキーワードを挙げ、近年の食事の欧米化や、食事抜き、野菜嫌いなどが太る原因となることから、幼児期から肥満を防ぐ生活習慣を意識することの重要さを説かれました。また、それに基づきご自身が実践されている「腹7分目」の食事と、一日1万歩以上のウオーキングの習慣をご紹介いただきました。

 笑いが私たちの心身に何らかの効果をもたらすことは知っていましたが、実際に血糖値やコレステロールなどの数値が下がったデータを目の当たりにし、その効果を実感できた参加者が多く見られました。現代社会が抱える問題にも少し風刺を交えながらお話される鈴木先生のユーモア溢れるご講演に会場は終始笑いに包まれ、楽しみながら健康寿命を伸ばす知識を学ぶことができました。

鈴木裕之先生

 続いて今年3月に実施したピースアクションinオキナワに参加したコープあきた職員の田辺清志郎さん、三浦洸二さんの参加報告「ピースアクションinオキナワ 第41回沖縄戦跡・基地めぐり」を行いました。二人で現地へ赴き沖縄戦の被爆の実相を聞き、多くの戦跡を訪れ感じた平和への思いと、米軍嘉手納基地、辺野古テント村などの見学を通して、沖縄の人々が暮らしの中で直面している多くの課題を知り、考えさせられたことを伝えてくださいました。

オキナワ報告 田辺清志郎さん(左)、三浦洸二さん(右)
オキナワ報告のお二人 三浦さん(左)田辺さん(右)
本会場の様子

 秋田県生協連では、沖縄戦の実相を知り、現在の沖縄が抱える基地問題にも触れる貴重な機会として、これからもピースアクションinオキナワ 沖縄戦跡・基地めぐりに取り組んでまいります。

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