第40回沖縄戦跡・基地めぐりへ参加しました
日本生協連主催で「沖縄で学ぶ子どもと戦争」をテーマに開催され、県生協連からコープあきた地域理事の船木祐子さんを派遣しました。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、全国の生協が沖縄に集い開催する企画としては4年ぶりとなりました。
戦跡や基地をめぐり、多くの住民を巻き込んだ沖縄戦の歴史や、米軍基地が集中する沖縄で暮らす現地の人々が抱えている問題、現代における戦争と諸課題を考えあいました。
2月17日(金)創立60周年記念講演会 日本の物価とこれからの地域経済
1962年(昭和37年)に発足した当生協連は、2022年に60周年を迎えました。記念行事として、秋田大学教育文化学部 地域文化学科の荒井壮一氏を講師に迎え 「日本の物価とこれからの地域経済」の講演を行いました。
秋田市の 秋田キャッスルホテルを本会場に 県内6会場をオンラインでつなぎ 、組合員・役職員の193名が参加しました。
講演では日本経済を取り巻く問題や消費と物価、賃金の動向について詳しく解説されました。荒井氏は「インフレでの中でも“楽しい消費”を心がけることが生活の質を向上させ、新しい形で経済成長を模索することがSDGsの取り組みにもつながる」と提言されました。
12月9日(金)2022年度第2回学習会 不登校とヤングケアラーの現状について
秋田市のホテルメトロポリタン秋田を本会場に県内5会場をオンラインでつなぎ、組合員、役職員68名の参加で開催しました。
一般社団法人エンカウント代表理事 佐藤秀一氏を講師に迎え「高校生の環境をめぐる諸問題」~不登校とヤングケアラーの現状について~の講演を行い、県内の高校でスクールソーシャルワーカーとしても活動されている佐藤氏より、様々な事例を交えて講演いただきました。
近年増加傾向にある不登校問題との関連性や、スマホの普及と人間関係の希薄化などにより問題が多様化している現状を解説されました。
生協の宅配事業や買い物中の様子を通してもヤングケアラーの存在に気付くことができるとアドバイスをいただき、生協が担える役割の可能性も見出せた講演でした。
11月9日(水)令和4年度北海道・東北地区行政・生協連絡会議
北海道・東北地区7道県の行政の生協担当者と道県生協連が情報交換と連携を深める目的で開催しており、今年は秋田県が担当県となりました。
昨年と同様に新型コロナウイルス感染拡大防止のため、秋田キャッスルホテルを本会場にZoomを使用したWeb会議方式で開催し、行政関係者14名、生協関係者24名の計38名が出席しました。
秋田県生活環境部 真壁 善男部長、秋田県生協連 三浦 貴裕会長理事の開会挨拶の後、厚生労働省 社会・援護局 井上 宏室長より挨拶を頂戴しました。
続いて国際教養大学 工藤 尚悟准教授の「人口減少社会における持続可能な地域づくり」、日本生協連 渉外広報本部 毎田 伸一部長の「持続可能な社会の実現を目指した全国の生協の社会的取り組み」の報告がありました。
その後、「SDGsと消費者教育の取り組み・行政と生協の連携」のテーマで7道県それぞれが発表し、情報交換しました。
10月28日(金)東北6県生協連による灯油要請行動へ参加
東北に住む私たちにとって暖房は不可欠であり、灯油はその主力エネルギーとして欠くことのできない生活必需品です。
家庭用灯油の本格的な需要期を前に、灯油の安定的な供給と価格抑制を消費者の立場から求めるため、東北6県生協連の代表者が東北経済産業局へ要請行動を行いました。
東北6県の生協連が揃って要請行動を実施するのは、2019年以来3年ぶりとなりました。
要請書では価格の安定的な供給体制の確保と、生活弱者支援につながる政策の実施、価格抑制策を講じること等を求めました。
10月25日(火)あきたユニセフのつどい
新型コロナウイルスの感染拡大を受け2019年以来、このたび3年ぶりに開催の運びとなりました。
会場の秋田キャッスルホテルに県内の組合員・役職員61名が集まり、久しぶりに組合員交流しました。
2021年度のユニセフ東ティモール指定募金の感謝状を会員生協ごとに授与した後、日本ユニセフ協会 団体・企業事業部の石尾 匠氏の報告「東ティモール指定募金とウクライナ緊急支援活動について」をオンラインで行い、ユニセフ活動についての理解を深めました。
10月14日(金)第38回秋田県生協大会 コロナ禍における生協・協同組合の価値と可能性
秋田市のホテルメトロポリタン秋田を本会場に県内4会場をオンラインで結んだハイブリッド形式で開催し、組合員・役職員70名が参加しました。来賓に日本生協連 北海道・東北地連の大沢志佳子事務局長を迎え、秋田県、JA秋田中央会、北都銀行から頂戴したメッセージを披露した後、JCA日本協同組合連携機構 常務理事 伊藤治郎氏の講演「コロナ禍における生協・協同組合の価値と可能性」を行いました。
コロナ禍で生協が取り組んでいる様々な活動や協働組合のアイデンティティについて、協働組合に今後期待されている役割等を解説されました。
大会決議案は「平和への想いを継承し引き続き非人道的な核兵器の廃絶を求めること、ウィズコロナの組合員活動を実施し 生協らしい人と人とのつながりを作ること、災害による被災者へ 今後も支援活動を続けること」とし、拍手で採択・確認しました。
9月1日(木)~10月13日(木)2022年度第1回学習会YouTube配信
7月22日(金)に実開催予定でした 地球温暖化防止センター登録講師 畠中豊氏の講演「循環型社会と3Rの推進」は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、収録した講演をYouTubeで配信しました。
3R(リデュース・リユース・リサイクル)の取り組みにより、限りある地球の資源を繰り返し使う「循環型社会」について詳しく解説されました。
視聴された組合員の方からは、「YouTube視聴は都合の良い時間に自分のペースで集中して見ることができた」「もう一度見たい箇所は繰り返して視聴できた」と好評でした。
SDGsと環境問題のつながりや秋田県の3Rへの取り組みを学習し、「日々自分にできることは何か、意識して生活していきたい」という声が寄せられました。
10月7日(金)2022年度秋冬灯油の県生協連上限価格を発表
2022年冬の灯油価格を102円/ℓでプレスリリースしました。
世界的に新型コロナウイルス感染防止策などが緩和され、それに伴う経済活動の広がりから原油需要の回復が見込まれますが、
長期化するウクライナ情勢や円安ドルが大きく影響しています。
景気低迷による原油生産量の減産と円安により、原油価格の高止まりは今後も続くことが予測されます。
長引くコロナ禍での県民の生活を少しでも支援できるよう、できる限り低価格に設定しました。
8月1日(月)~9月16日(金)2022ピースアクションYouTube視聴
広島・長崎両県生協連と日本生協連は、被爆体験の継承や核兵器のない世界への思いを共有する場として、毎年「ピースアクションinヒロシマ・ナガサキ」を開催しています。今年のピースアクションはYouTubeで視聴しました。
県生協連や会員生協のホームページでヒロシマ・ナガサキの4つのプログラムをご案内し、 会員生協の職員や組合員がスマホやパソコン、タブレットから視聴しました。
戦後77年が経過し、被爆の実相を伝える伝承者が少なくなっているいま、被爆者の体験や平和への想いを生の声で聴くことは、とても貴重な体験です。 YouTube視聴を通じて 被爆の実相を知り、平和への想いを共有する機会を得ました。現地へ赴かなくても取り組める平和活動を、今後も継続してまいります。
6月21日(火)第61回通常総会
秋田市のイヤタカで、会員生協の代議員や県生協連役員など25名が出席しました。 議長はコープあきたの相原真理代議員とこくみん共済coop秋田推進本部の松渕祐之代議員が務めました。
三浦貴裕会長理事の開会挨拶に続き、コープあきたの大森百合子代議員より秋田県知事 佐竹敬久様、北都銀行頭取 伊藤新様より頂戴したメッセージが披露されました。
議案採決では、第1号議案から第4号議案までのすべての議案が満場一致で可決承認されました。
なお、本総会では監事の補充を行い、コープあきたの船木祐子理事が就任し、監事を3名体制としました。
決議案は秋田大学生協の吉田朋子代議員より提案され、満場の拍手で採択されました。
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