あきたユニセフのつどいを開催しました

秋田県生協連合会は2019年5月10日(金)に秋田市のイヤタカにて「あきたユニセフのつどい」を開催しました。県内の組合員・役職員46名が参加し、司会は組合員活動協議会委員の川口眞知子さんが務めました。日本生協連 北海道・東北地連の井形貞祐事務局長にもご臨席いただきました。
大川功会長の開会挨拶に続き、大川会長から日本ユニセフ協会へ2018年度の募金120万円の目録を贈呈しました。日本ユニセフ協会からは各生協の代表者へ感謝状が手渡され、今年も生協ごとに写真撮影を行いました。ユニセフ・アジア親善大使のアグネス・チャンさんから秋田の生協組合員に向けたメッセージを、組合員活動協議会委員の石井みき子さんが読み上げました。

目録を手に 大川会長と石尾さん


全労済の皆さん


メッセージを読み上げる石井さん


続いて村上清志事務局長より会員生協の2018年度の募金への取り組みが紹介されたあと、日本ユニセフ協会 団体・企業事業部の石尾匠さんから「ユニセフ活動概要と東ティモール指定募金報告」がありました。東ティモールを指定募金先として今年で5年目になりますが、新生児と母親のための保健ケアの改善に取り組むユニセフの活動が紹介されました。以前の支援国であるネパールの現状にも触れ、5歳未満児の死亡率が大幅に減少したという嬉しい報告もありました。グループに分かれてワークショップも行い「東ティモールの村人になってみよう」のタイトルで、それぞれの立場から見えてくる問題点と解決方法を考えながら参加者どうしで交流しました。

日本ユニセフ協会 石尾さん


午後からは日本東ティモール協会の北原巖男会長の講演「東ティモールの今~21世紀最初の独立国 アジアで一番新しい国~」を行いました。講演では東ティモールの歴史的背景や政治的思想、農業を主体とした国づくりや教育にいたるまで、様々な角度から見た国の現状が説明されました。会場には東ティモール産コーヒーの試飲コーナーや、東ティモール協会からお借りした伝統織物や工芸品の展示コーナーも設置しました。ユニセフ協会からは実際に現地で使われている小児用医療機器や母子手帳などをお借りして、より一層現地の文化や暮らしぶりを知ることができました。

日本東ティモール協会 北原会長


ワークショップのようす


日本ユニセフ協会の石尾さん、日本東ティモール協会の北原会長のそれぞれ違う視点から話を聞き、さらに東ティモールについて理解を深めたつどいでした。
最後に小林芳昭常務理事の挨拶でつどいを終了しました。

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