第19回秋田県生協幹部役職員研修会を開催しました

 2026年2月20日(金)秋田市イヤタカを本会場に県内各地の全5会場と個人参加者をオンラインで結び開催し、組合員・役職員52名が参加しました。講師に日本生協連 組織推進本部社会・地域活動推進部サステナビリティ推進グループマネージャーの新良貴泰夫(しらきやすお)氏を迎え、講演「生協における人権尊重の取り組み」を行いました。

 近年、企業による人権尊重への必要性について国際的な関心が高まる中、日本でも「ビジネスと人権に関する行動計画」が策定され、人権対応へのルール化が進んでいます。組合員・職員・取引先といった多様な人々が関わる協同組織である生協にとって、人権尊重への取り組みは事業の根幹とも言えます。講演では人権対応を進める背景とSDGsとの深い関連、取り組みの最初のステップから、実行に移すまでの流れを順序立てて説明いただきました。

 新良貴氏は“すべての人々が人間らしく生きられる豊かな地球を未来のこどもたちへ”をスローガンとした生協の2030環境・サステナビリティ政策について解説され、SDGsと人権の関連は「SDGsのすべての項目のベースに人権が入っている。“誰一人取り残さない”というSDGsの理念は、人権の尊重そのものと言える」と述べました。

 さらに生協職員として人権侵害を起こさないために何ができるか、一方組合員としてはどういう配慮があると嬉しいか、組合員や地域の方とのかかわりを基盤とする生協として日々の業務の中で意識することが不可欠であるとされ、「人権尊重への取り組みは生協の魅力を高めることにもなる。人権方針の策定にあたっては、自生協の実情に即した前向きな思考を取り入れるとモチベーションがアップする」とのアドバイスも頂戴しました。

 人権尊重へ生協が果たすべき役割は、商品の販売事業にとどまらず地域社会・組合員の生活全体に広がるものであり、今後も協同の力を生かしながら、すべての人々が人間らしく生きられる社会の実現に向けて真剣に取り組んでいく必要があることを再認識しました。

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