2025年度の活動

12月4日(木)2025年度第2回学習会を開催しました

 秋田市のイヤタカを本会場に、県内各地の全6会場をオンラインで結び開催しました。オンライン個人参加を含めた組合員・役職員93名が参加し、秋田栄養短期大学栄養学科講師の田中景子氏による講演「きょうから実践!食を通じた食育講座」を行いました。

 田中氏は管理栄養士の資格をお持ちで、普段は栄養士を目指す学生さんへ調理学や調理実習の講師をされています。講演では秋田県における食育や健康的な食事の提案、特に高齢化社会における食の重要性について詳しく解説していただきました。

開会挨拶 山野内雅志会長理事
講師 田中景子氏

 人生100年時代と言われるいま、生涯現役を貫き、人生最後まで心身共に自立した生活を送るには、健康な身体作りが大前提となります。講演の最初に、秋田県は依然として高齢化率と人口減少率が全国1位という厳しい現実を再確認するところからスタートしました。食事面において塩分の摂りすぎは高血圧や病の原因となり、健康的な食事には減塩、野菜や多様な食品の摂取、食品表示の確認などが重要であると解説されました。

 食事を作る際は必ずしも手作りにこだわらず、中食や外食も上手に活用しながら、無理なく続けられる方法で実践してみてほしいと話されました。合わせて大事なことは生活習慣の見直しであり、適度な運動や規則正しい食事を心がけた健康的な生活を意識することを提言されました。

参加者からの質問に答える講師の田中氏

 参加者は身長・体重からBMIを計算して自身の体格を確認するとともに、昨日の夕食と今朝の朝食をシートに書き出してみました。自分の体格が平均と比較してどの値にあるのか、また、食事のバランスを客観的に観察することで、足りない食材や栄養素が一目瞭然となり、足りないものを意識して取り入れることでバランスの良い食生活が可能になることを教えていただきました。

 「食生活の改善」と掲げると少し大袈裟に聞こえてしまいますが、田中氏から「完璧でなくてもいい。できることから少しずつ始めてみましょう」と背中を押され、気負うことなく取り組むことができそうだ、との感想を参加者から頂戴しました。

  秋田県が目指す健康寿命日本一への道のりは一朝一夕でできることではありませんが、無理なく続けられることを一つでも見つけて自分の食生活や生活習慣に取り入れてみるという、貴重な学びの機会をいただきました。 ​

11月15日(土)ユニセフハンド・イン・ハンド募金を開催しました

 秋田駅東西連絡通路(通称ぽぽろーど)で秋田大学生協の大学生8名を含む会員生協の組合員・役職員21名が参加しました。2025年度の募金テーマである「すべての子どもに生きる希望を!」というスローガンのもと、2か所に分かれて募金活動を行いました。

 1979年の国際児童年に始まったこの全国募金活動「ユニセフハンド・イン・ハンド募金」は今年で47回目を迎え、県生協連が取り組むのは今年で17回目となります。当日は秋田駅構内の2か所で「子どもたちの生きる力と未来を守る活動にご協力をお願いします」「世界の子どもたちに生きるチャンスを届けてみませんか?」などと呼びかけ、45,086円の募金が集まりました。 

 2022年2月に武力紛争が激化したウクライナでは今も多くの子どもが避難生活を強いられ、2023年に大規模な紛争が勃発したガザでは深刻な食料不足に直面しています。大幅に改善されたとはいえ、世界ではいまだに1年間で490万人もの幼い子どもたちが簡単に予防できる病気により尊い命を失っています。すべての子どもの命が守られ、厳しい状況下に置かれた世界の子どもたちが健やかに成長できるよう、県生協連ではこれからも募金活動を通して支援を継続してまいります。

10月30日(木)東北6県の生協連が灯油要請行動を行いました

 東北に住む私たちにとって暖房は不可欠であり、灯油はその主力エネルギーとして欠かすことのできない生活必需品ですが、2025年 の配達灯油価格は過去に例を見ないほどの高い価格水準となっています。そこに生活必需品の値上げが相次ぎ、私たちの家計は益々厳しい状況です。

 本格的な需要期を前に灯油価格の抑制とエネルギー価格・物価高騰のための施策を消費者の立場から求める要請行動を10月30日(木)に実施し、東北6県の生協連の出席者を代表して県生協連の阿部一哉常務理事が東北経済産業局に要請書を提出しました。

東北経済産業局へ要請書を提出する阿部一哉常務理事
要請行動の様子

10月17日(金)第41回秋田県生協大会を開催しました

 秋田市のイヤタカを本会場に、県内各地の全6会場をオンラインで結び開催し、組合員・役職員78名が参加しました。ご来賓に日本生協連北海道・東北地連 事務局長の丸谷靖朋様を迎え、生活協同組合コープさっぽろ地域政策室室長 成田智哉氏の講演「協同組合と共助型プラットフォームが一体となった取り組みについて」と、今年8月に開催した2025ピースアクションinヒロシマの参加報告を行いました。

開会挨拶 山野内雅志会長理事
ご来賓 丸谷靖朋事務局長

 成田氏の経営されるミーツ株式会社はコープさっぽろの関連会社でもあり、コープさっぽろで成田氏は地域政策室室長として北海道に根ざした地域課題の解決に取り組んでおられます。ミーツと生協の出会いは「協同組合」×「共助型プラットフォーム」という基盤を構築し、一層地域へ貢献できる体制を整えました。 

 成田氏が提唱される「ぬくもりのあるコミュニティ」は地元・厚真町で始めた家族のようなつながりを目指す事業から端を発し、コープさっぽろとの連携で生まれた相乗効果により、更なる発展を遂げています。より広く、より多くの地域課題の解決に向け新たなチャレンジを続ける成田氏の素晴らしい取り組みを学ぶことができました。

講師 成田智哉氏

 コープあきた組合員の亀山孔明さん、勇人さん(小学6年生)悠佳さん(小学3年生)の親子3名による2025ピースアクションinヒロシマ参加報告では、映画の鑑賞や分科会への参加を通して、全国の生協の仲間と共に学んだ戦争の歴史や、平和への想いを報告されました。お子さんたちは戦争の悲惨さ、平和な世界への願いを感想文で伝えてくれました。被爆・戦後80年の節目を迎え被爆体験者が高齢化し戦争の記憶を伝え継ぐ必要性がますます高まる今、平和について考える貴重な機会となりました。

ピースアクションinヒロシマ報告 亀山孔明さん、勇人さん、悠佳さん

 大会決議は◆安心して生活できる災害対策や社会保障制度の構築を求めること◆被爆・戦後80年を迎え誰もが安心して暮らせる世界を目指し、核兵器の廃絶と、平和の願いを若い世代へ継承する活動に取り組むこと◆IYC2025国際協同組合年を機に県内の協同組合が連携し、食の安全、平和活動、社会貢献の取り組みを進め、持続可能な社会の実現を目指すこと◆を満場一致で採択しました。

本会場の様子
オンライン会場の様子

10月1日(水)ピースアクションinオキナワ第42回沖縄戦跡・基地めぐり記録マンガを発行しました

 2025年3月26日~28日に開催された同企画へ、会員生協コープあきたの組合員親子2名を派遣しました。お子さんで中学2年生の戸田こころさんは3日間の貴重な体験と現地で感じた平和への想いを得意なマンガで描き、県生協連主催の第1回学習会で報告したところ、参加者から大きな反響をいただきました。

 被爆・戦後80年を迎えた今年、より多くの皆さんにこのマンガをご紹介したいとの思いから、このたびこころさんのマンガを冊子に制作し、生協の組合員や職員の皆さんへお配りすることとしました。

 こころさんは懸命にデザインやレイアウトを編集し校正を重ね、10月1日に発行の運びとなりました。マンガを読んでくださったひとりでも多くの方にこころさんの想いが伝わり、平和こそが日々のくらしを支える原点であると感じていただけることを願っています。

筆者の戸田こころさん

8月8日(金)2025年度第1回学習会を開催しました

 2025年8月8日(金)秋田市のイヤタカを本会場に県内全6会場をオンラインで結び、組合員・役職員86名の参加で開催しました。司会は組合員活動協議会委員の高橋笑子さんが務めました。

山野内雅志会長理事

 山野内雅志会長理事の開会挨拶に続き、秋田大学大学院教育学研究科教授 外池智氏が「戦後80年 継承的アーカイブの現状と教育的活用―秋田県を事例として―」と題し、戦禍を現在に伝える戦争遺跡の重要性と、その活用について講演されました。

 外池教授は土崎空襲の遺構である被爆倉庫の解体について「戦争遺跡は“百聞は一見にしかず”で、その場に行くと説明の言葉は必要ないがその遺構を壊してしまった」と貴重な遺構が失われていく現状を危ぶまれました。全国で多くの戦争遺跡が国や自治体の文化財に指定されている一方で、秋田県を含む4県は指定ゼロという現状に「歴史的価値に気付かないまま遺構が失われていく可能性が懸念される」と私たちが保存の声を上げる必要性を訴えました。

秋田大学大学院 外池智教授
土崎港被爆市民会議 伊藤津紀子氏

 土崎港被爆市民会議の伊藤津紀子氏による「土崎空襲について」の講演では、当時4歳だった伊藤氏が一夜にして住まいを失い、近所に住んでいた多くの方が亡くなったことなどの生々しい体験談や、伝え継がれてきた記憶を話してくださいました。戦争体験を若い世代につないでいくことの重要さと、「戦争が二度と起こらないようにこれからも元気に活動を続けていきたい」との強い想いを語られました。

戸田妙子さん、こころさん親子

 プログラムの最後は今年3月26日~28日に開催された「ピースアクションinオキナワ第42回沖縄戦跡・基地めぐり」に参加されたコープあきた組合員 戸田妙子さん、こころさん親子による参加報告を行い、戦争体験者講話や戦争遺構・資料館の見学、基地の移設問題など、現在の沖縄が抱える問題についても学習した3日間の行程を報告していただきました。こころさんはご自身の体験を記録マンガとして製作し報告され、「心の動きがよくわかる、新鮮ですばらしい報告だった」と参加者から感想をいただきました。

土崎空襲 爆弾の破片
オンライン会場で参加する様子

 原爆の惨禍から80年を迎え、平和をテーマとした3つのプログラムを通して過去に起きた戦争の悲惨さと当時の方々の想いを学ぶ機会を得ました。二度と同じ過ちを繰り返さないよう、県生協連ではこれからも平和な世界の実現のため、戦争や核兵器の実相を次世代へと継承していく活動を続けてまいります。

8月4日(月)~5日(火)ピースアクションinヒロシマへ現地派遣を行いました

被爆80年 ヒロシマから「戦争も核兵器もない平和な世界」の実現を‼

 ~平和とよりよい生活のために~

 8月4日(月)~5日(火)、広島県生協連と日本生協連は、被爆体験の継承や平和な世界への願いを共有する場として「2025 ピースアクション in ヒロシマ」を開催しました。県生協連からコープあきた組合員の亀山孔明さん・勇人さん(小学6年生)・悠佳さん(小学3年生)親子3名を派遣しました。

分科会へ参加する様子
完成した「被爆者が描いた原爆の絵」11号碑の前で

 亀山さん親子は現地で「子ども平和会議」や映画「おかあさんの被爆ピアノ」視聴などの分科会に参加し、日本全国から集まる仲間と一緒に平和について考える時間を過ごしてきました。80年前のきのこ雲の下での出来事、その後の歴史や復興への歩みなど、「ヒロシマ」だからこそ感じる被爆の実相や被爆者の想いに触れ、改めて戦争や核兵器のない平和な世界を求める願いを、世代を超えて全国の生協の仲間と交流・共有しました。

 この貴重な体験を、県生協連が主催する第41回秋田県生協大会で報告していただきます。

被爆した当時の姿のまま立ち続ける原爆ドーム

7月18日(金)あきたユニセフのつどいを開催しました

 2025年7月18日(金)秋田市イヤタカにて組合員・役職員52名が参加し開催しました。
山野内雅志会長理事の開会挨拶に続き、県生協連が2024年度に取り組んだユニセフ東ティモール指定募金1,104,812円の目録を贈呈し、ユニセフ協会からは会員生協へ感謝状を授与いただきました。


 日本ユニセフ協会 団体・企業事業部の鈴木有紀子様による「ユニセフ活動について」では、子どもの基本的人権を国際的に保護するために定められた「子どもの権利条約」の実現に向けたユニセフの取り組みや、子どもたちが直面する世界の課題について報告いただきました。
 同 学校事業部 石尾匠様による「東ティモール指定募金とスタディツアー報告」では、今年で12年目を迎えた東ティモール指定募金の基礎知識や募金による成果、昨年9月に実施された「ユニセフ・東ティモールスタディツアー」の報告がありました。

 

募金目録の贈呈
日本ユニセフ協会 鈴木有紀子様
日本ユニセフ協会 石尾匠様

 会場では今年も東ティモール産のコーヒー販売コーナーを設置し、現地の生産者支援にご協力いただきました。日本ユニセフ協会のご協力のもと、東ティモールの国旗や織物、現地で実際に使用している栄養指導ツールなども展示しました。
 あきたユニセフのつどいへ2012年から13年間お越しいただきユニセフの様々な活動をご報告くださった石尾匠様が、このたび部署移動されました。長きにわたり秋田の組合員の皆さんへユニセフ募金の重要さを伝える大事な役割を果たしてくださいましたことに、心より感謝申し上げます。

コーヒーを購入する参加者
東ティモールの展示品コーナー
全体の様子

6月17日(火)第64回通常総会を開催しました

 秋田市のイヤタカで、会員生協の代議員や県生協連役員など27名が出席し、開催しました。議長はコープあきたの大森百合子代議員と秋田大学生協の細野弥生代議員が務めました。

 山野内雅志会長理事の開会挨拶に続き、来賓の日本生協連北海道・東北地連事務局 蛭田啓様より、同地連事務局長丸谷靖朋様のメッセージを代読いただきました。続いて秋田県学校生協の能登谷まゆみ代議員より秋田県知事 鈴木健太様、株式会社北都銀行頭取 佐藤敬様、秋田県農業協同組合中央会代表理事会長 小松忠彦様より頂戴したメッセージが披露されました。

開会挨拶 山野内雅志会長理事
ご来賓挨拶 日本生協連北海道・東北地連事務局 蛭田啓様
議長の細野弥生代議員(左)と大森百合子代議員(右)

 阿部一哉常務理事が議案提案し、採決の結果、第1号議案から第4号議案までのすべての議案が満場一致で可決承認されました。

議案提案 阿部一哉常務理事

 決議案はこくみん共済coop秋田推進本部の高橋正樹代議員より提案され、満場の拍手で採択されました。「IYC2025国際協同組合年」を通じて協同組合間の連携を強め地域への役割を発揮すること、「被爆・戦後80年」を迎え、平和への願いを次世代につなげる取り組みを進めることなど、決議しました。

 本総会では任期満了に伴う役員改選を行い、理事及び監事全員が引き続き就任しました。

役員体制の紹介

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