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アクセス
創立
: 1962年2月24日
会長理事
: 大川 功
会員生協数
: 5組合
総組合員数
: 約15.5万人
 
県連からのお知らせ

第33回秋田県生協大会を開催しました

ご来賓 地連 山ア 若水様
日本生協連 青竹 豊本部長
日本生協連 新田 靖GM
船木さん、石井さん、大森さん
大会決議 吉田朋子さん

 秋田県生活協同組合連合会は2017年10月17日(火)に秋田市のイヤタカにて県内の会員生協より組合員・役職員75名の参加で第33回秋田県生協大会を開催しました。司会は三浦貴裕常務が務めました。

 大川功会長の主催者挨拶のあと、来賓の日本生協連 北海道・東北地連事務局の山ア若水様よりご挨拶をいただきました。また、秋田県生活環境部長の田中昌子様より本大会へ頂戴したメッセージが披露されました。

 続いて日本生協連 総合運営本部長の青竹 豊様の講演「ユネスコ無形文化遺産登録と協同組合」を行いました。講演ではドイツが登録を申請した背景や世界の協同組合の歴史にも触れ、「一人は万人のために、万人は一人のために」という協同組合の助け合いの理念がはるか昔から培われてきたことを改めて学びました。持続可能な開発目標(SDGS)と協同組合のかかわりについて、「誰ひとり取り残さない」を大きな原則に、協同組合に寄せられた期待を生協としてどのように受け止め、どこを強化していくのか議論し、さらに発展させたいと述べられました。

 午後からは「エシカル消費に対応するCO・OP商品の取り組みについて」と題し日本生協連東北支所 店舗G GM 新田 靖様より講演いただきました。エシカル消費とは、地域や社会、環境や人に配慮してモノやサービスを買う消費で、イメージとしては「誰かの笑顔につながるお買物」です。まだまだアピールも認知度も低く、今後は売り場でポスターやポップを利用するなど工夫して、一般的に使われるように取り組んでいきたいとのことでした。

 会場には参加者の皆さんに実際に対象商品を手に取ったり味を確かめていただけるよう、食品や日用品の展示コーナーの設置とコーヒーの試飲を行い、エシカル消費への理解を深めていただきました。

 続いて今年8月に開催された「ピースアクションinナガサキ」の参加報告をコープあきた理事 石井みき子さん、地区リーダー 大森百合子さん、組織部係長 船木慶子さんの3名で行いました。

 実際に現地を訪れ、当時の遺構や遺品を目の当たりにし、被爆者の証言を聞いたことなど、当日の写真と共に詳細に報告いただきました。被爆者の平均年齢も80歳を越え、語り継ぐことも大きな課題となっているいま、家庭の中でも平和について話し合う時間を持つことや、私たちひとりひとりが核兵器の悲惨さを語り合うことが必要であることと、「戦争をしない国・日本」として正しい行動と、込められた平和への想いを大切にしていきたいと切に訴えました。

 今後はコープあきたの班長・組合員のつどいでも報告がいくつか予定されており、ひとりでも多くの組合員さんにこの想いを伝えていただきたいものです。

 大会決議案が組合員活動協議会委員の吉田朋子さんによって読み上げられ、消費税10%への再増税への反対、原子力発電から再生可能エネルギーへの転換などを盛り込んだ決議が、満場の拍手で採択されました。

 最後は川村豊太副会長の挨拶で閉会しました。

秋田県生活協同組合連合会 〒011-0941 秋田市土崎港北6-1-30 コープあきた本部内 TEL.018-880-2423