2025年2月21日(金)秋田市イヤタカを本会場に県内各地の全6会場をオンラインで結び開催し、組合員・役職員62名が参加しました。講師に東北農政局秋田県拠点地方参事官 推野博之(すいのひろゆき)氏を迎え、~「食」と「環境」を未来に継承していくために~と題しご講演いただきました。



講演では農林水産省が取り組んでいる「みどりの食料システム戦略」の具体的な内容や全国各地での取り組みについて解説いただきました。秋田県大潟村の「オーガニックビレッジ宣言」や「みどり戦略学生チャレンジ」で県内の農業高校がグランプリを受賞するなど、本県に関わりのある事例も紹介され、参加者は関心を寄せていました。
未来の食を守るためには「エシカル消費、食品ロスの削減、地産池消」を日頃から意識し、ひとりひとりが関心を持ち行動すること、毎日の食事を用意する際には何をどう選び、どう食べるのか、環境への影響を考慮してほしいとアドバイスをいただきました。
現代人が忙しい毎日の中でつい忘れがちな食の重要性について認識を深め今後の活動につなげるとともに、毎日の食事を楽しく・おいしく・健やかなものにという願いのもと様々な食の活動に取り組んでいる私たち生協にとって、多くの学びを得た講演でした。

