10月25日(金)秋田市のホテルメトロポリタン秋田を本会場に、県内各地の全6会場をオンラインで結び開催し、組合員・役職員83名が参加しました。
ご来賓に日本生協連北海道・東北地連 事務局長の丸谷靖朋様を迎え、矢島農園代表矢嶋浩二氏の講演「しぜんさいばいのすすめ」と、今年8月に開催した2024ピースアクションinヒロシマの参加報告を行いました。
矢嶋氏は農業を学ぶため神奈川から秋田に移住され、肥料・農薬を使わず、種を自分で採る「秀明自然農法」を実践されています。太陽・水・土の力で私たちの命を繋ぐ作物が育っていること、命ある種を未来に残すため、自家採種がいかに重要であるかなど解説されました。自然豊かな秋田において、自然本来の美しい環境で米や野菜を育てる取り組みを学び、食を楽しむことは心の豊かさにつながることに気付かせていただくきっかけとなるご講演でした。
2024ピースアクションinヒロシマに参加したコープあきた組合員の猶橋千恵子さん、智花さん親子、職員の柴田葵さん、秋田大学学生の木下桃花さん(録画報告)4名による参加報告では、現地を訪れ被爆の実相に触れ、貴重な体験を通して感じた平和への想いを、それぞれ報告いただきました。普段から平和について考える機会を持つこと、平和を次世代へ語り継ぐ取り組みを継続することの大切さを、改めて伝えてくださいました。
大会決議は組合員活動協議会委員の高橋笑子さんが読み上げ◆安心して生活できる災害対策や社会保障制度の構築を求めること◆誰もが安心して暮らせる世界を目指し、核兵器の廃絶を進めるよう求め、若い世代への継承活動に取り組むこと◆食の安全、平和活動、社会貢献の取り組みを進め、持続可能な社会の実現を目指すこと を満場一致で採択しました。